負動産をめぐる法律相談実務処理マニュアル

2022年05月10日

《お勧め度》 ★ ★ ★ ☆ ☆

 

《宅建Dr.のコメント》

負動産とは、買い手がつかず、売却して処分することができないのに、維持管理費や税金(固定資産税)を負担しなければならないものです。

負不産は、所有者にとって何ひとつ利益はなく、その負担は抱えた負債のように重荷となります。

この図書は、令和3年改正民法にも対応しています。負動産の実務を取り扱く者に対しての実務処理マニュアルの先駆者となりえそうな感じです。

付け加えると、「宅建Dr.」いわく、立地によって、サブリース契約はどんどん負動産化が進行していくとおもいます。

 

 

【タイトル】 負動産をめぐる法律相談 実務処理マニュアル

        〈令和3年改正民法対応〉

 

【共 編】 大畑 敦子(弁護士)

                  横山 宗祐(弁護士)

                  山崎 岳人(弁護士)

 

【発売元】 新日本法規出版株式会社

 

【発行日】 2022年4月19日 

 

【本の概要】

 

 はじめに

 第1 負動産問題とは何か

 第2 相談・受任の際に留意点

 

 第1章   所有する負動産の処分・管理

   第1 不動産の存否の調査

 第2 負動産の処分をしたいとき

 第3 負動産の管理不全を解消したいとき

 第4 負動産がサブリース・非上場株式・貸付金の場合

 

 第2章   負動産の相続とその対処

  第1 熟慮期間の起算点の確

  第2 熟慮期間中の相続財産の管理

  第3 相続登記義務化と相続人申告登記の創設

  第4 相続人の確認

  第5 相続財産の確認(不動産の管理)

  第6 相続債務の確認

  第7 遺言書の調査

  第8 遺産の承継方法

  第9 相続放棄

  第10 限定承認

 

 

 

 

 

 

 

 

 〈令和3年改正民法対応〉