コミックス 正直不動産

2023年06月01日

今回は、マンガ コミックス 「正直不動産」は、不動産業界の裏側を描いた作品についてお話したいとおもいます。

 

正直不動産は、原案は『クロサギ』の夏原武さん、脚本は水野光博さん、作画は大谷アキラさんです。小学館のビッグコミックにて2017年から連載中で、現在は17巻まで発売されています。

 

主人公は登坂不動産の営業マン・永瀬財地です。彼はかつては嘘をついてでも契約を取る凄腕だったのですが、ある日地鎮祭で祠を壊してしまい、嘘がつけなくなってしまいます。

 

それ以来、正直営業で成績を上げようと奮闘するのですが、不動産業界には様々なトラブルや闇が潜んでいます。

 

そんな中で永瀬は正義感と皮肉を武器に、客や大家、ライバル会社と対決していきます。

 

この作品は不動産に関する知識や事件も多く盛り込まれており、読者にとっても勉強になると思います。

 

また、登場人物の個性や人間関係も魅力的で、笑いあり涙ありのストーリーに引き込まれます。2022年には山下智久さん主演でテレビドラマ化(NHK)もされました。

 

トラブルや闇とは、不動産業界における不正や詐欺などの問題のことです。

例えば、以下のようなケースがあります。

 

- 不動産業者が他の業者からの買い主紹介を意図的に制限する囲い込み。コロナ禍にかこつけて、売り主や買い主に嘘をついたり、安全面を理由に他社を排除したりする。

 

- 不動産業者が資産のない人に借金投資を勧める。学生ローンや住宅ローンを不正利用して高額の投資につぎ込ませるが、実際には投資物件は価値がなく、業者が差額を搾取する。

 

- 不動産業者が住宅ローン「フラット35」を悪用する。本来はマイホーム購入のためのローンだが、投資に使わせる。しかし、不正利用が発覚した場合、契約者は金融機関に対して嘘をついたことになり、返済義務が発生する。

 

このように、不動産業界には知識や情報の非対称性を利用した悪徳商法や詐欺が多く存在します。マンガ コミックス 正直不動産では、そうしたトラブルや闇を描いています。

 

弊社では、教育マニュアルとしても使用しています。

 

この業界は闇だらけ・・・。

正直不動産