宅建士合格し実務経験はなし。どうすれば?

2024年02月13日

不動産売買の取引は、不動産会社を介して行うことが一般的です。 不動産会社には、仲介業者と売主業者があります。

 

仲介業者は、売主と買主の間に立って取引を仲介する役割を果たします。

 

売主業者は、自らが所有する不動産を買主に売却する役割を果たします。

 

仲介業者として不動産売買の取引をするには、以下のようなステップが必要です。

- 不動産会社に登録する

- 不動産会社から物件情報を受け取る

- 物件情報を広告やインターネットなどで宣伝する

- 買主候補と連絡を取り、物件の内覧や条件交渉を行う

- 売主と買主の間に売買契約を結ぶ

- 売買契約から決済までの手続きをサポートする

- 売買代金の一部として仲介手数料を受け取る

 

仲介業者として不動産売買の取引をするには、不動産の知識や法律の知識、交渉力やコミュニケーション力などが必要です。

 

また、不動産会社によっては、宅建士の資格だけではなく、不動産コンサルティングマスターや不動産鑑定士などの資格を求める場合もあります。

 

不動産売買の取引は、高額な商品を扱うことや、売主や買主の利益を守ることなど、責任が重い仕事です。

 

しかし、仲介手数料は売買代金の3%+6万円と決まっており、高額な取引ほど収入が多くなるというメリットもあります。

 

不動産売買の取引をして稼ぎたいとおもっているのであれば、不動産会社に登録して仲介業者として活動することがおすすめです。

 

ただし、不動産会社に登録するには、宅建士の資格だけではなく、実務経験や他の資格も必要になる場合があるので、事前に不動産会社の採用条件を確認しておくことが大切です。 😊

 

また、実務経験を積むためには、不動産会社に登録するのが一番確実な方法です。

 

しかし、不動産会社に登録することができない場合や、登録することに抵抗がある場合は、他にも実務経験を積む方法があります。

 

例えば、以下のような方法が考えられます。

- 不動産コンサルタントになる

 不動産コンサルタントは、不動産の購入や売却、管理方法、活用法などの悩み 

 を抱える人に対し、客観的な立場からアドバイスやサポートを行う仕事です。

 不動産コンサルタントになるには、不動産コンサルティング技能試験(宅建士

 として5年以上の実務経験が必要)に合格する必要がありますが、この試験に

 は宅建士の資格が必要です。

 したがって、宅建士の資格を持っている人は、不動産コンサルタントになること

 で、宅建士としての実務経験を積むことができます。 不動産コンサルタント

 は、不動産会社とは異なり、独立して仕事をすることも可能ですし、週末や副

 業として行うこともできます。

 

ただし、不動産コンサルタントになるには、不動産の幅広い専門知識や業界に関する法令などの知識が求められるため、勉強量は多くなります。

 

- 不動産の知識について勉強する

 不動産の知識について勉強することも、実務経験を積む方法のひとつです。 不

 動産の知識について勉強することで、宅建士の仕事に必要なスキルや知識を身 

 につけることができますし、不動産会社に登録する際にも有利になります。 不

 動産の知識について勉強する方法としては、以下のようなものがあります。

 

  - 不動産流通推進センターの教育研修を受ける

  不動産流通推進センターは、不動産業界の発展に寄与することを目的とした公益

 財団法人です。

 このセンターでは、不動産の基礎知識やセールス実務、物件調査、宅建業務に

 必要な法律、制度などを体系的に学べる教育研修を行っています。

 この教育研修は、宅建業の従事者や従事しようとしている人はもちろん、不動産

 売買の基礎を学びたいという人にも開かれています。

 この教育研修を受けることで、宅建士の仕事に必要な知識やスキルを習得するこ

  とができます。

 

  - 市販のテキストや参考書を読む

  市販のテキストや参考書を読むことも、不動産の知識について勉強する方法のひ

  とつです。

  宅建士試験に合格するためには、民法や宅建業法、税法など、複数の法律知識 

  を身につけなければなりませんが、これらの法律知識は宅建士の仕事にも必要

  なものです。

   したがって、宅建士試験のテキストや参考書を読むことで、宅建士の仕事に役立

  つ知識を学ぶことができます。

   また、宅建士試験に関係なく、不動産の知識に特化したテキストや参考書も市販

  されていますので、興味のある分野やテーマについて深く学ぶこともできます。

 

以上のように、不動産会社に登録する以外にも、実務経験を積む方法はあります。

 

しかし、実務経験を積む方法には、それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分の目的や状況に合わせて選択することが大切です。

 

また、実務経験を積むことは、宅建士の仕事に必要な知識やスキルを身につけることにつながりますが、実務経験だけでは宅建士としての能力は向上しません。

 

実務経験を積むと同時に、常に勉強を続けることが、宅建士としての成長には欠かせません。😊

 

言えることは、やはりメンター(師)を見つけ、期間も設けて、業務に関する修行(勉強)をさせていただくのが一番の近道であると思います。😊

実務経験